めだかの豆知識 和泉めだかネットワーク

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めだかとは?
学名:Oryzias Latipes (属名はイネに由来しています)

江戸時代の金魚売り
  • 『めだか』は日本で一番小さな淡水魚です。
  • 『めだか』はむかしから北海道を除く、主として稲作地帯に広く分布して、どこででも見ることができました。
  • ひとが生活するかたわらで、人といっしょに生きてきました。
  • 江戸時代からは金魚売りがヒメダカを金魚といっしょに売り歩いて、観賞魚としても庶民に親しまれてきました。
    (現在ペットショップで売られているヒメダカは主としてピラニアやアロワナなどの大型熱帯魚のエサとするためといわれています)
  • ところが、最近身近なところで『めだか』を見かけなくなってしまいました。 2002年10月の和泉市水道フェアに合わせて開催した 『めだかの学校』で行ったアンケート調査では、『野生のめだかを最近見たことがありますか?』という質問に 旧和泉ノ国地域では41.58%のひとが『ある』と答えていただきました。 まだまだ捨てたものではないかも…
    (アンケートの結果は別途資料をごらんください)
  • これはさまざまな原因が考えられますが、『めだか』が住めないほど人の まわりの水辺環境が荒れていることを表しているのではないでしょうか。
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めだかが絶滅危惧種に指定されました!
  • 『めだか』が1999年には旧環境庁から『絶滅危惧種』に指定されました。
  • 全国的に『めだか』の住める水辺環境を取り戻そうという動きも生まれてきています。
  • 全国組織としては、『日本めだかトラスト協会』があり、毎年サミットが開か れています。2003年は6月7日・8日に鳥取県/東郷町で開催されました。
         日本めだかトラスト協会
            〒781-1165 高知県土佐市宇佐町竜 558-2
                 (社)高知県生態系保護協会内
  • また全国ではさまざまなグループが 『めだか』にかかわる活動を進め、ホームページ上にも、その活動の内容が公開されています。
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めだかの種類
  • 『めだか』は大きくその色で分けると、黒めだかと緋めだかに分かれます。
  • 最近は突然変異種として青いめだかや白いめだかも飼育されていますが、これらは人工飼育によって生まれたものです。
  • 緋めだかももともとは黒めだかの突然変異種です。 自然の中でも緋めだかなどは生まれますが、天敵から見つけられやすく、生き延びることがむつかしく、見かけることはあまりありません。
  • 最近研究室内(名古屋大学)で透明で光るめだかも生まれたというニュースもありました。
  • また『だるまめだか』といわれる種類も一部ペットショップで売られている例もあります。
    めだかの分布地図
  • 野生のめだかには地域差があります。大きく分けて北日本型、南日本型とその混血種のハイブリッド型(京都府・円山川流域)があります。
  • 尻ヒレの軟条数に差(日本海側が少なく、太平洋側が多い)があったり、体型(北日本はずんぐり、南日本はほっそり)も異なります。
  • 山地ごとに隔離された川の流域・沼・溜め池などに分化しています。
  • ですから無闇に『めだか』を川などに放流することは、地域固有の『めだか』がいなくなり、生態系をみだすことになりますから、 放流はやめようという意見もあります。
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めだかとひとびとの暮らし
● めだかの方言めだかの方言地図
  • 『めだか』の呼び方は日本全国たくさんあります。(4,680あるという報告もあります)
  • それだけひとびとの生活に近いところに『めだか』が住んでいて、生活に密着していたといえるでしょう。
  • また方言の違いは稲作伝搬の経路と呼応しているという説もあります。
  • 主な方言としては、ザコ(関東地方・南九州)、ハエ(中国・四国・南紀)、メザコ(京都)、メダコ(北九州)、メンタ、ウキスなどがあります。
● めだかとひとびとの暮らし
  • たくさんの『めだか』が採れる越後平野の一部では、すりつぶして団子にして汁に入れて食べる風習があります。
  • 新潟県見附地方では甘露煮にして酒の肴にします。
  • 三重県ではみそ汁の具にします。
  • 生きたまま飲むと目の薬になるという言い伝えもあります。
  • 母乳不足や乳の腫れにも効くといわれます。
  • 苦い『めだか』は胃病によいともいわれます。
  • 食べると水泳が上達するという地方もあるそうです。
  • このように伝承や民間療法が多いのも、『めだか』がひとびとの日常生活の身近なところにずう〜と一緒に住んでいたからではないでしょうか。
  • また現在では、飼育の容易さや環境変化に対する敏感さから、発ガン性物質、老化、遺伝、生殖、環境汚染の影響などを調べるために、 世界中の研究室で日本の『めだか』が飼育されています。
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めだかの繁殖
● めだかの繁殖
  • 野外の『めだか』は冬季にはあまり活動しません。
  • 4〜5月頃から産卵を始めます。
  • 繁殖期になるとオスの尾ヒレや背ビレの端に白く光る色素が現れて、キラキラ輝くようになります。これを婚姻色といいます。
  • 産卵の最盛期は梅雨明け頃で、夏中続き、9月中頃で終わるのが普通です。
  • 一度に10〜20個の卵を産みます。
  • 一匹のメスは1年間で1,000〜2,000個の卵を産みます。
  • メス15匹に対してオスを4〜5匹程度を入れると一番よく産卵するようです。
  • オスとメスはそれぞれの存在を互いに認めることが産卵にとって重要なことです。ですから『めだか』は目が大きいともいわれています。
  • 産卵は明け方のほの明るくなってきた頃に行われます。
  • 自然の中では屋内飼育に較べて産卵期間は短く、産卵の数も少ないようです。
  • 温度と光を調節することによって冬季でも産卵させることができます。  その条件は、水温25℃以上、光(160ルックス以上)は1日13時間半以上です。
● オス・メスの見分け方
おす・めすの特徴
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めだかを育てよう!
● とくに気をつけることは!
  • 水道の水はそのまま使わず、12時間程度汲み置きしたものを使いましょう! 市販のカルキ抜き剤を入れても結構です。
  • 水質は熱帯魚程に気をつかう必要はありません。2週間に1回程度、3分の1ぐらいを替えてやれば大丈夫!
  • 『めだか』の水槽には原則『めだか』だけを入れてください。他の生き物(例えば大きな魚やザリガニ、カメなど)を 一緒に入れると『めだか』を食べてしまいます。
  • でもタニシさんはいっしょでも大丈夫! タニシさんは水槽の掃除屋サンです。
  • エサは一日朝・夕に1回か2回、4〜5分程度で食べ尽くす量が適量です。 たくさん入れすぎると水が腐ってしまって全滅することになります。
  • 『めだか』は群れをつくる習性がありますから、あまりにも少ない個体で飼うのではなく、最低5〜10匹程度を一緒に飼育してください。
  • 『めだか』を飼う容器はさまざまなものがあります。ガラス水槽・睡蓮鉢・トロ船・漬け物樽・水瓶などなんでも結構ですが、 小さな容器にあまり入れすぎると酸素不足で死んでしまいます。できるだけ大きなものがよいでしょう。
  • 4月末頃から産卵を始めます。(メスがおなかに卵をくっつけて泳ぐのを見かけるようになります)
  • 水草に付いたり、水槽の底に沈んでいる卵を見つけたら、取り出して別の水槽や容器に移してください。一緒だと親めだかが食べてしまいます。
  • 卵は意外に堅いので、つまんでもつぶるれことありません。
  • 産卵後、2週間程度で子供がかえります。
  • 別な水槽などで育てた子めだかは、体長1センチくらいになれば(生まれてから  約3〜4週間後)親の水槽に戻してもOKです。この頃になれば親が近寄ってき  ても逃げることができます。
水槽

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